●安藤勝己騎手
06年(キストゥヘヴン)に続く2連覇。JRA・GIは今年のフェブラリーS(サンライズバッカス)に続く通算12勝目。JRA重賞は今年の阪急杯(GIII、プリサイスマシーン)に続く今年5勝目、通算48勝目となった。
●松田国英調教師
このレース初勝利。JRA・GIは05年朝日杯フューチュリティS(フサイチリシャール)以来の8勝目。牝馬GIは04年オークス(ダイワエルシエーロ)に続く2勝目。JRA重賞は今年の共同通信杯(GIII、フサイチホウオー)に続く今年2勝目、通算41勝目となった。
●アグネスタキオン産駒
昨年のNHKマイルCを勝ったロジックに続くJRA・GI馬で2勝目。JRA重賞勝ち馬はショウナンタキオン、ロジック、アドマイヤオーラ、ショウナンタレントに続く5頭目。
●桜花賞馬の血
昨年のキストゥヘヴン(父アドマイヤベガの母ベガは桜花賞馬)に続き、サンデーサイレンスの孫で、父の母に桜花賞馬(父アグネスタキオンの母アグネスフローラ)を持つ馬の勝利。
●兄妹クラシック制覇
半兄ダイワメジャーは04年皐月賞(GI)馬で、ダイワスカーレットの勝利で兄妹クラシック制覇となった。過去の例にはダンスパートナー(95年オークス)、ダンスインザダーク(96年菊花賞)、ダンスインザムード(04年桜花賞)の3きょうだいなどの例がある。
●牝系の悲願
母スカーレットブーケは91年4着、半姉ダイワルージュは01年3着、従姉ブルーリッジリバーは02年2着、伯母スカーレットリボンは88年に1番人気に推されながら12着に敗れており、この牝系にとっては悲願の桜花賞制覇となった。
●1番人気馬
1番人気ウオッカは2着。05年シーザリオ、06年アドマイヤキッスに続き、1番人気馬は3年連続2着となった。