ハービンジャーやレイルリンクの父として知られるダンシリの死亡が22日、所有するジュドモントファームのホームページで発表された。25歳だった。
ダンシリは父デインヒル、母Hasili、母の父Kahyasi。きょうだいに多数のG1馬がいる血統。
現役時代はフランスのA.ファーブル厩舎に所属。G1勝ちは果たせなかったが、2着は3回。通算成績は14戦5勝(うち重賞3勝)。14戦中12戦で3着以内という成績を収めた。
引退後は種牡馬となり、後継種牡馬として活躍するハービンジャー・ゾファニー、2006年凱旋門賞を制したレイルリンク、香港ヴァーズやパリ大賞を制したフリントシャーなど、数多くのG1馬を輩出した。
日本においては母の父として、ダノンザキッド・シャドウディーヴァ・ミッキーチャームと、3頭のJRA重賞勝ち馬を送り出している。
2018年には種牡馬も引退し、イギリスのバンステッドマナースタッドで余生を送っていた。