【有馬記念予想】AIはエフフォーリアを降格!? 本命「◎」に抜擢されたのは「あの牝馬」

2021年12月26日 08:30

グランプリレース4連覇の懸かるクロノジェネシス(撮影:下野雄規)

 今週は中山競馬場で、暮れの大一番・有馬記念(GI)が行われます。

 昨年は、クロノジェネシスがサラキアの追撃を凌ぎ切り優勝。本馬は前2回の宝塚記念(GI)も勝利で飾っていることから、今年の有馬記念を制すればグランプリ4連覇の偉業達成となります。

 しかし、レベルの高いと噂される3歳馬から4頭が出走を表明。これまで6戦5勝とほぼパーフェクトな成績のエフフォーリアを筆頭に、菊花賞(GI)を制したタイトルホルダー、GII勝ちのあるステラヴェローチェ、アサマノイタズラも登録してきました。

 古馬勢からも、エリザベス女王杯(GI)を制したアカイイトや、フランスでフォア賞(G2)を勝利したディープボンドなど、その他の陣営も虎視眈々とグランプリ制覇を目論んでいることでしょう。

 そんな注目の一戦を、オリジナルのビッグデータを活用したAIが予想。人工知能によって弾き出された、注目馬をご紹介します。

◆エフフォーリアから本命が一転!?

 週初めはエフフォーリアが本命候補として挙がっていましたが、最終的にAIが本命指名したのはグランプリ4連覇の偉業に挑むクロノジェネシスでした。

 フランスで行われた前走の凱旋門賞(G1)では、7着と敗退した本馬。しかし、これまでの成績を振り返ると19年のエリザベス女王杯5着が最低着順で、日本では14戦して1度も掲示板を外したことがない堅実派です。

 今回の出走馬では8頭と対戦経験がありますが、その全てで最先着。未対戦である3歳馬との力関係がカギとなりそうですが、ダービー馬のシャフリヤールがジャパンC(GI)で古馬に敗れたことからも、現役最強牝馬として恥じない戦いを繰り広げてくれるでしょう。

 冒頭でも触れたように、グランプリレースとは好相性なクロノジェネシス。有馬記念がラストランとなりますが、AIの本命「◎」だったマイルCS(GI)のグランアレグリア、ジャパンC(GI)のコントレイルと同じく“有終の美”に期待したいところです。

(netkeiba編集部)

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