大井に移籍が決まったトーセンスーリヤ(写真は2021年函館記念出走時、(c)netkeiba.com)
JRAは10日、2021年函館記念など重賞2勝をあげたトーセンスーリヤ(牡7、美浦・小野次郎厩舎)が、1月12日付でJRAの競走馬登録を抹消すると発表した。なお、同馬は大井競馬場に移籍する予定。
トーセンスーリヤは父ローエングリン、母トーセンガラシャ、母の父デュランダルという血統。
2017年10月に大井競馬場の出囃子賞(新馬)でデビュー。2戦目で勝ちあがり、その後中央競馬に転入。翌年1月の若竹賞でJRA初出走を果たした。同年8月の富良野特別でJRA初勝利をあげている。
2019年12月に2勝クラス、2020年4月に3勝クラスを勝利し、オープン入り。同年5月の新潟大賞典では重賞初挑戦ということもあり10番人気での出走だったが、好位から抜け出し重賞初制覇を飾った。
その後も2021年の函館記念で優勝、新潟記念で2着に入るなど活躍を見せた。その活躍から、2021年のサマー2000シリーズ王者に輝いている。直近では今年の中山金杯(5着)にも出走している。
通算成績は37戦6勝(うち地方3戦1勝)。獲得総賞金は2億1761万7000円(うち地方350万5000円)。
(JRAのホームページより)