ウインブライトの半妹ウインエクレールが松岡正海騎手でデビュー/関東馬メイクデビュー情報

2022年01月11日 21:10

香港G1を2勝したウインブライトの半妹ウインエクレール(c)netkeiba.com

 正月開催の4日間が終わり、今週からは通常の土日開催に…。中山のメイクデビューにはウインブライトの半妹がスタンバイ。陣営も素質を評価しており、そのレースぶりに注目が集まる。

【1月16日(日) 中山芝1600m】

◆ウインエクレール(牝、父ディープインパクト、母サマーエタニティ、美浦・畠山吉宏厩舎)

 香港G1を2勝したウインブライトの半妹。夏場に入厩して調教を進めていたが、右トモの球節が腫れるなど態勢が整わずに仕切り直した。12月17日に再入厩してからは順調に乗られており、大晦日と年明けの1月6日にウッドチップコースで長めから時計を出している。偉大な兄の主戦を務めていた松岡正海騎手が跨り、いずれも併せ馬で先着と軽快な動きを見せた。「もう脚元のほうは大丈夫。夏の頃は頼りなさが目立っていたけど、しっかりしてきたし、仕上げにも手間取らない。走りが軽いし、お兄ちゃんとはタイプが違う。ジョッキーも褒めてくれているし、初戦から楽しみにしています」と畠山吉宏調教師。松岡正海騎手も「女の子らしい気性でゲートなどではピリッとするところがあるけど、いいバネをしている。何とか桜花賞に間に合わせたいですね」と春の大舞台を意識している。

◆ウインオリハルコン(牡、父ストロングリターン、母ウインオリアート、美浦・鹿戸雄一厩舎)

 ステイゴールド産駒の母は同じく鹿戸雄一厩舎に在籍し、通算3勝を挙げた。牝系からは仏香のG1を2勝したエイシンヒカリが出ている。「昨秋のデビューを考えていたけど、疲れが出たので立て直した。だいぶ動けるようになってきたし、その頃よりも良くなっている。気性的にも落ち着きが出てきたし、まずは1600mで見てみたい」と鹿戸雄一調教師。鞍上は石川裕紀人騎手を予定している。

◆レッドカロス(牡、父イスラボニータ、母ビジュアルショック、美浦・奥村武厩舎)

 半姉のブラックスビーチはスイートピーSの勝ち馬。近親(3代母の仔)にアグネスデジタルがいる。こちらも歩様の乱れから昨秋のデビューを見送り、じっくりと立て直しを図った。「脚元の状態は落ち着いている。まだ緩さはあるけど、走ることに真面目な性格でスピードの乗りがいいタイプです」と奥村武調教師。鞍上は岩田康誠騎手を予定している。

(取材・文:竹之内元)

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