【京成杯「見逃せない調教師」ベスト3】5番人気以下なら複勝回収率105% 人気薄で怖いのはこの調教師!

2022年01月12日 14:03

厩舎ランキングからは「買い」のロジハービン(撮影:下野雄規)

 京成杯に管理馬を登録している17人の調教師のうち、2016年以降の中山芝2000mにおける勝利数、複勝率、複勝回収率をもとに抽出。京成杯で馬券的にも「見逃せない調教師」とは?

 3位は鹿戸雄一調教師。集計期間内に中山芝2000mで15勝を挙げ、複勝率は31.1%。昨年の皐月賞をエフフォーリアで制しているのは記憶に新しいところで、年が明けても、1月5日の中山12Rをレッドライデンで勝利している。

 今年はサンストックトンが出走予定。デビューから2戦勝ちあぐねたが、デビュー戦はここでも人気が予想されるホウオウプレミアとクビ差。2戦目の2着もこの中山芝2000mを2分00秒7で駆けており、巡り合わせが悪かったに過ぎない。中山向きの先行力を備えており、有力候補の一頭だろう。

 2位は藤岡健一調教師。集計期間に中山芝2000mで3勝を挙げ、複勝率は40.7%。27回出走して11回馬券に絡んでいる。栗東所属だが、このコースへの相性は抜群だ。18年の皐月賞をサンリヴァルで9番人気2着しており、昨年の京成杯はテンバガーで6番人気3着だった。

 今年はヴェールランスが出走予定。桜花賞馬ジュエラーを母に持つ素質馬だ。先行して渋太い脚を使える、いかにも中山向きのタイプ。適性を見越しての東上だろう。

 第1位に輝いたのは国枝栄調教師。集計期間内に中山芝2000mで16勝を挙げ、複勝率は40.2%。複勝回収率も89%とまずまずの数字が残っている。5番人気以下に絞ると複勝率26.8%、複勝回収率105%になるので「ブランド厩舎だが人気の盲点になっている」というパターンが狙い目。

 今年はロジハービンが出走予定。昨年12月に、この中山芝2000mで未勝利戦を勝ち上がっている。その前走は着差以上に強い内容。大型馬なので使われての上積みも大きいだろう。手頃な人気にとどまるようならば、ぜひ、買い目に加えたい一頭だ。

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