【東海S 血統データ分析】パフォーマンスで存在感を示すゴールドアリュール系

2022年01月20日 18:33

キングカメハメハ産駒は勝ち切れない点が気がかりだ

 23日に中京競馬場で行われる東海S(4歳上・GII・ダート1800m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、京都ダート1800mで代替開催された2020年はデータの集計対象外とした。

 過去8回で最多となる5回の馬券絡みがキングカメハメハ。次点で2回のアグネスデジタル、ネオユニヴァース、ロージズインメイ、ディープスカイが続く。

 キングカメハメハ産駒は[0-3-2-15]。14・15年グランドシチー、19年チュウワウィザードと延べ3頭の2着馬を出す一方で、1人気に支持された13年ホッコータルマエ、16年ロワジャルダンは3着に留まっていた。なお、4歳時に好走したホッコータルマエとチュウワウィザードの2頭は、のちにGI/JpnIを複数回勝利する飛躍を遂げている。今年は昨年に続いてグレートタイム、ハヤヤッコの2頭が出走予定。

 スマートファルコン産駒は[1-0-0-0]。産駒初出走となった昨年はオーヴェルニュが後続に1.3/4馬身差をつけて快勝。なお、同種牡馬は中京ダート1800mで[3-1-4-41]という成績を残すが、3勝のうち2勝がオーヴェルニュによるもの。今年は2連覇を目論むオーヴェルニュが出走を予定している。

 ゴールドアリュール産駒は[1-0-0-5]。好走例こそ15年コパノリッキーに限られるが、同馬は58kgの斤量を背負いながら後続に4馬身差をつける圧巻のパフォーマンスを披露していた。なお、昨年は後継種牡馬の産駒が1、3着で入線していたことも気に留めておきたい。今年は大井所属のサルサディオーネが出走予定。

 初出走となるマジェスティックウォリアー産駒は中京ダート1800mで[8-5-9-45]という成績を残しており、連対率19.4%・複勝率32.8%という数値は今回出走するメンバーの種牡馬のなかでは最高値を記録。該当するサンライズホープ、スマッシャーの2頭には注目しておきたい。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。