2018年の有馬記念を制したブラストワンピース(撮影:下野雄規)
2018年の有馬記念(GI)など、重賞5勝をあげた
ブラストワンピース(牡7、美浦・大竹正博厩舎)は、20日付けで競走馬登録を抹消された。
今後は北海道苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬となる予定。JRAのホームページで21日、発表された。
ブラストワンピースは父
ハービンジャー、母ツルマルワンピース、母の父キングカメハメハという血統。一口馬主クラブのシルクホースクラブで、総額2000万円(1口4万円)で募集された。
デビューから3連勝で
2018年の毎日杯(GIII)を勝ち、重賞初制覇。続く日本ダービー(GI)は5着。新潟記念(GIII)制覇を経て臨んだ菊花賞(GI)では1番人気4着とクラシックのタイトルは逃したが、年末の有馬記念で優勝し、3歳にして
グランプリのタイトルを掴み取った。
その後のGI制覇は果たせなかったものの、2019年の札幌記念(GII)、2020年のAJCC(GII)を制し、重賞は通算5勝をあげた。
通算成績は18戦7勝(うち海外1戦0勝)。獲得賞金は5億8942万1000円。昨年の札幌記念(5着)がラストランとなった。
(JRAのホームページより)