現地時間23日、香港のシャティン競馬場でG1・スチュワーズカップ(3歳上・芝1600m・7頭立て)が行われた。
道中は2番手を進んだ3番人気ワイクク(Waikuku、セ7、Z.パートン騎手)がラスト300m付近で先頭に立ち、後方の外から追い込んで一完歩ずつ差を詰めた1番人気ゴールデンシックスティ(Golden Sixty、セ6、C.ホー騎手)の追撃も凌ぎ、3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分34秒82(良)。
ワイククは、父がトライマイベスト系のHarbour Watch、母London Plane、母の父Danehill Dancerという血統。香港のJ.サイズ厩舎の管理馬。
2020年のスチュワーズC、昨年のクイーンズSJC(香G1)に続きG1・3勝目。前走は昨年の香港マイル(香G1)で7着だった。通算成績は25戦9勝。
ゴールデンシックスティは父Medaglia d'Oro、母Gaudeamus、母の父Distorted Humorという血統。香港のK.ルイ厩舎の管理馬。
昨年の香港マイルまで16連勝を果たし、今回単勝1.1倍を切る断然人気に支持されていたが、約2年半ぶりに敗戦。香港最多連勝記録(サイレントウィットネスの17)の更新はならなかった。通算成績は21戦19勝。
※馬齢は現地表記に準ずる。