CWでレースへ向けた追い切りを行っているチュウワウィザード(撮影:井内利彰)
2月2日(水)に川崎競馬場、ダート2100mで行われる川崎記念。ここに出走予定馬として、選定馬になっている
チュウワウィザード(栗東・大久保龍志厩舎)が、今朝26日に朝一番のCWでレースへ向けた追い切りを行っている。
今朝は川田将雅騎手が跨り、
ハンディーズピークが先行、これを追いかける
チュウワウィザード、そして後ろから
スマートムーランが追走という隊列になった。道中は遅くもなく、速くもなくといったラップ。1コーナーから2コーナーへ向かっていく時の先頭と
チュウワウィザードの差が2馬身ちょっと。この間隔を保ったまま、向正面を駆け抜けていく。
3コーナーを回るあたりでは、後ろも
チュウワウィザードと2馬身くらいのところまで詰めてきて、最後の直線での攻防。ラスト1F標識手前で
チュウワウィザードが
ハンディーズピークの1馬身差まで迫り、内から
スマートムーランも並ぼうとする感じ。最後は
チュウワウィザードが
ハンディーズピークの1馬身前に出て、内
スマートムーランとは同入かこちらがアタマほど先着というところでフィニッシュした。
時計は6F82.6〜5F67.5〜4F52.8〜3F37.9〜2F23.6〜1F11.5秒。6F時計は先週よりも遅くなったが、3頭併せの真ん中という負荷は数字では分かりにくい部分。ゴールを過ぎてからの余力を見ると、先週よりも動ける状態になっているし、昨秋以降では今が一番良い状態ではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)