川崎・7Rを勝利したプラチナラインと矢野貴之騎手(撮影:高橋正和)
1日、川崎競馬場で行われたジャニュアリーフラワー賞(3歳・JRA交流・ダ1400m・1着賞金250万円)は、道中3番手でレースを進めた矢野貴之騎手騎乗の3番人気プラチナライン(牝3、川崎・加藤誠一厩舎)が直線抜け出し、4番手から直線外をよく伸びた9番人気ハロサン(牡3、美浦・本間忍厩舎)をアタマ差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分32秒2(良)。
さらに1.1/2馬身差の3着には6番人気アンタノムスメ(牝3、川崎・八木仁厩舎)が入った。1番人気に推されていたササノハクズ(牝3、川崎・高月賢一厩舎)は4着、2番人気に推されていたリンガスキャット(牝3、美浦・中舘英二厩舎)は6着だった。
プラチナラインは父ホッコータルマエ、母ミスランタナ、その父Miswakiという血統。通算成績は4戦3勝。
矢野貴之騎手はこの勝利で地方競馬通算2000勝を達成した。37歳の矢野貴之騎手は、2002年4月、群馬県の高崎競馬場でデビューし、同競馬場の廃止に伴い2005年に大井競馬場に移籍。地方競馬通算15083戦目(JRA11戦0勝)での達成となった。2018年の東京ダービー(SI)をハセノパイロ、2020年のJBCスプリント(JpnI)をサブノジュニア、2021年の日本テレビ盃(JpnII)をサルサディオーネで制するなど重賞35勝を挙げている。
(取材、撮影:高橋正和、編集:netkeiba.com)