7月以来の勝利を挙げたグレンツェント(撮影:高橋正和)
3日、川崎競馬場で行われた多摩川オープン(4歳上・ダ1600m・1着賞金600万円)は、6番手で2コーナーを通過した森泰斗騎手騎乗の2番人気グレンツェント(牡9、大井・藤田輝信厩舎)が、向正面で徐々に押し上げて4コーナーでは3番手に付け、3コーナーで早めに先頭に立った4番人気ベンテンコゾウ(牡8、船橋・川島正一厩舎)をゴール前差し切り、3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分41秒8(良)。
さらに3馬身差の3着には3番人気ジョエル(牡4、船橋・張田京厩舎)が入った。1番人気に推されていたランリョウオー(牡4、浦和・小久保智厩舎)は4着に終わった。
グレンツェントは父ネオユニヴァース、母ボシンシェ、その父Kingmamboという血統。昨年一年間はマイル前後の重賞戦線で入着までで勝ち切れなかったが、昨年7月以来の久々の勝利を挙げた。通算成績はこれで39戦10勝。
(取材、撮影:高橋正和、編集:netkeiba.com)