19日に東京競馬場で行われるダイヤモンドS(4歳上・GIII・芝3400m・ハンデ)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが16番。4回で10番が、3回で1番が続く。一度も馬券に絡めていないのは9番と11番。16番は過去10年で6頭出走して5回の馬券絡みという驚異的な好成績を収めている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-1-1-13/16 複勝率18.8% 複勝回収率36%
2枠 0-1-2-14/17 複勝率17.6% 複勝回収率40%
3枠 1-2-0-15/18 複勝率16.7% 複勝回収率216%
4枠 0-1-3-14/18 複勝率22.2% 複勝回収率58%
5枠 2-0-1-15/18 複勝率16.7% 複勝回収率39%
6枠 0-0-0-19/19 複勝率0.0% 複勝回収率0%
7枠 1-2-1-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率62%
8枠 5-3-2-10/20 複勝率50.0% 複勝回収率315%
【1〜3人気】
1枠 1-0-1-2/4 複勝率50.0% 複勝回収率72%
2枠 0-1-1-2/4 複勝率50.0% 複勝回収率0%
3枠 0-0-0-0/0
4枠 0-0-1-4/5 複勝率20.0% 複勝回収率0%
5枠 0-0-1-1/2 複勝率50.0% 複勝回収率0%
6枠 0-0-0-2/2 複勝率0.0% 複勝回収率0%
7枠 1-1-1-1/4 複勝率75.0% 複勝回収率52%
8枠 4-3-1-1/9 複勝率88.9% 複勝回収率137%
8枠が複勝率50.0%と素晴らしい成績。また、1〜4枠が2勝に対して、5〜8枠が8勝と、勝ち馬は外めの枠から出ている。
8枠の回収率は20年に16番人気1着だった
ミライヘノツバサで引き上げられたものではあるが、実は、人気サイドに絞っても優秀。
3番人気以内に支持されていた馬に限ると7枠は複勝率75.0%、8枠は複勝率88.9%となっており、人気馬が安定して走っている。究極の消耗戦になるため、外枠でスムーズに走れるメリットの方が大きいのかもしれない。