ケンタッキーダービー優勝後、禁止薬物検出で係争が続いていたメディーナスピリット(C)netkeiba.com
昨年のケンタッキーダービー(米G1)を優勝後、血液検査で禁止薬物の陽性反応が検出され、係争が続いてたメディーナスピリット(Medina Spirit、牡4)が、正式に失格となった。米競馬メディア「Blood Horse」などが報じている。
管理するB.バファート調教師には、90日間の調教停止処分と、7500ドルの罰金が科せられた。今後は控訴する方針。
これにより、2着に入線したマンダルーン(Mandaloun、牡4)が繰り上がりで1着。1968年のダンサーズイメージ以来、ケンタッキーダービー史上2度目の薬物による失格となった。
メディーナスピリットは父Protonico(その父Giant's Causeway)、母Mongolian Changa、母の父Brilliant Speedという血統。昨年12月の調教後、心臓発作により急死している。