中山牝馬Sは、過去10年で関東馬[4-7-3-63]に対し、関西馬が[6-4-6-61]。関東圏のレースではありますが、複勝率では関西馬が上回っています。
また、複勝回収率で見ると、関東馬が56%と平均を大きく下回っており、逆に関西馬は108%と優秀な数字。数少ない牝馬限定重賞ということもあり、遠征してくる関西馬の本気度は高いといえそうです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先週の弥生賞では、【注目の穴馬】として推奨したアスクビクターモアが3人気1着、【残った馬】のドウデュースが1人気2着でした。
また、先月のダイヤモンドSでは【注目の穴馬】として推奨したトーセンカンビーナが5人気3着。さらに【残った馬】のテーオーロイヤルが2人気1着、ランフォザローゼスが11人気2着と健闘し、3連単は31万7940円となりました。
昨年の中山牝馬Sでも、【残った馬】3頭の決着。3連単は14万7950円となっていますので、今年も是非ご期待ください!
ここでは、中山牝馬S「消去条件」のうち1つを無料公開します。
【条件】
データは過去10年を対象
前走0.8秒以上負けている関東馬
[0-0-0-12]複勝率0%
該当馬:クリノプレミアム、シングフォーユー、スマイルカナ、テルツェット、ドナアトラエンテ、ロザムール
(過去の主な該当馬:21年サトノダムゼル2人気8着、20年ウラヌスチャーム5人気8着)
冒頭でも説明した通り関東馬が劣勢なレースですが、前走で好走できていないようでは更に状況は厳しい。生半可な関東馬では、関西馬に太刀打ちするのは難しそうです。
上位人気が予想される、テルツェットが消去データに該当しました。
2走前のクイーンSを勝利し、これで重賞は2勝目。出走メンバーの中でも、実績では1、2を争う有力馬です。
しかし、前走のエリザベス女王杯は直線で伸び切れずに11着と惨敗。昨年も2人気のサトノダムゼルが同じ条件で敗れているように、前走からの勢いは重要といえるでしょう。
前走がGIレースだった事を思えば0.9秒の着差は仕方ないともとれそうですが、今回は実績的にも斤量を背負わされるハンデ戦。過去10年で55キロまでの馬が9勝を挙げているように、トップハンデの56.5キロを背負う本馬にとっては、逆に“過去の栄光”が足枷となりそうです。
さらに、残りの消去条件は『パーフェクト消去法』にて公開中です。ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。