【今日の注目ポイント】オジュウチョウサンの日本馬最高齢JRA重賞勝利なるか

2022年03月12日 06:00

11歳初戦を迎えるオジュウチョウサンは阪神スプリングJに出走予定(撮影:下野雄規)

 3/12(土)は中山・阪神・中京の3場開催。11日正午の馬場発表は3場いずれも芝・ダート共に良。12日の天気は3場ともに晴れの予報となっている。

■障害王者オジュウチョウサンの11歳初戦
 阪神8Rで行われる阪神スプリングジャンプ(JGII)に、今年で11歳になったオジュウチョウサンが出走する。昨年暮れの中山大障害を3馬身差で制したように、年齢を重ねても地力は健在。日本調教馬初となる11歳でのJRA重賞勝利に期待が掛かる。

■ハンデ牝馬重賞・中山牝馬S
 中山11Rは芝1800mの中山牝馬S(GIII)。重賞2勝馬テルツェットがトップハンデ56.5kgで出走するほか、一昨年の同レース勝ち馬フェアリーポルカは56kg、ターコイズSを快勝したミスニューヨークや愛知杯を制したルビーカサブランカは55kg。

■ポラリスSにタガノビューティーなど
 阪神11Rはダート1400mのポラリスS(OP)。前走根岸Sで3着だったタガノビューティー、前走3勝クラス快勝の外国産馬ニュートンテソーロ、距離短縮で巻き返しを狙うレディバグなどが出走しフルゲート16頭立て。

■中京メインに前走単勝550倍Vのヤマメが出走
 中京11Rで行われるダート1400mの中京スポーツ杯(3勝)に、前走2勝クラスを単勝549.4倍の16番人気で制したヤマメが出走。当時と同じ斤量52kg、鞍上小林脩斗騎手で連勝なるか。他には、過去11戦中10戦で1番人気のララクリュサオル、同級で好走を続ける牝馬グランパラディーゾやヴァルキュリアなど。

■ゆきやなぎ賞にアーティットなど
 阪神9Rはゆきやなぎ賞。芝2400mの3歳1勝クラスで、セレクトセール2億4200万円のディープインパクト産駒アーティットが連勝を狙って出走するほか、紅一点のハーツクライ産駒プレミアスコア、ダートの新馬戦を勝ち上がったバゴ産駒エルデスペラードなど。

■中山7Rでダノンジャッカルが連勝狙う
 中山7Rは芝2000mの3歳1勝クラス。 ダノンプレミアムの全弟ダノンジャッカルが未勝利からの連勝を狙い参戦する。鞍上は初コンビの横山武史騎手。他には、母が亜G1馬という良血のディープインパクト産駒コリエンテス、2戦目で変わり身を見せたアップストロークなどが出走。

■阪神6Rでレッドベルアームが仕切り直し
 阪神6Rは芝1600mの3歳1勝クラス。前走シンザン記念で3着だったレッドベルアームが自己条件で2勝目を狙う。対するは、前走朝日杯FS・9着のトゥードジボン、3か月半ぶりのグランスラムアスクなど。

■阪神5Rでパンサラッサの弟が初陣
 阪神5Rで行われる芝2000mの3歳未勝利で、パンサラッサの半弟にあたるキズナ産駒アシタカが初陣を迎える。鞍上は坂井瑠星騎手。また、ウラヌスチャームの弟アメジストブラックもここがデビュー戦。

■岩田康誠騎手らのバースデー
 本日は岩田康誠騎手48歳、宮崎北斗騎手33歳、菅原明良騎手21歳の誕生日。岩田騎手は阪神で3鞍、宮崎騎手は中京で3鞍、菅原騎手は中山牝馬Sのアブレイズなど中山で8鞍の騎乗を予定している。

■川須栄彦騎手が区切りの勝利まであとわずか
 川須栄彦騎手はJRA通算400勝まであと3勝で、本日は阪神で5鞍に騎乗する。

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