【フラワーC展望】先行力が求められる世代最初の牝馬中距離重賞

2022年03月17日 12:20

フラワーCに出走予定のダイム(写真左)(c)netkeiba.com

 フラワーCの勝ち馬が桜花賞に出走したのは、過去10年だと昨年のホウオウイクセルと12年のオメガハートランドのみ。世代最初の牝馬中距離重賞ということもあり、桜花賞への最終便というよりは、オークス含め中距離路線を目指す馬による戦いという意味合いが強い。

1.先行スピードが勝利の条件

 過去10年で4角4番手以内の馬が9勝。2着には差し馬が届くケースが多いのだが、勝ち馬に関しては、4コーナーで先団に取り付いていることが求められる条件だと言える。

2.距離短縮組が好成績

 過去10年、前走から距離短縮となる馬は[2-5-1-17]で複勝率32.0%なのに対し、前走も1800mだった馬は[3-4-2-38]で複勝率19.1%、距離延長となる馬は[5-2-6-62]で複勝率17.3%。

3.キャリア数に注目

 過去10年で、キャリア2戦以内だった馬が[4-2-3-24]で複勝率27.3%と好成績なのに対し、キャリア5戦以上の馬は[1-4-3-42]で複勝率16.0%。ここまでの実績はあまり関係なく、フレッシュな馬が活躍傾向。

 オルフェーヴル産駒ダイムに期待したい。小倉芝2000mのデビュー戦では大外を回ることになりながらゴールまでしっかり伸びて3着し、2戦目は4角先頭から押し切り勝ちと順当に良化を見せた。レースぶりや血統背景からして中山替わりは問題ないだろう。

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