【黒船賞レース後コメント】イグナイター田中学騎手ら

2022年03月16日 21:20

黒船賞を制したイグナイターと田中学騎手(c)netkeiba.com、撮影:稲葉訓也

 3月16日(水)高知競馬場で行われた第24回黒船賞(JpnIII 1400m)は、兵庫から参戦した3番人気のイグナイター(田中学騎手)が、人気を集めたラプタスサクセスエナジーの後ろからレースを進め、4コーナーで内をすくって先頭に。そのまま押し切って前走の黒潮スプリンターズカップに続いて2連勝とし、ダートグレード競走初制覇を飾った。

 勝ち時計は1分30秒3。1馬身差の2着は2番人気ヘリオス、クビ差3着に内から追い上げた地元高知の6番人気ダノングッド、さらにクビ差の4着に4番人気サクセスエナジー。逃げた1番人気ラプタスは6着に終わった。黒船賞の地方所属馬による勝利は第1回のリバーセキトバ(高知)、第20回のエイシンヴァラー(兵庫)に続いて3度目。

 勝ったイグナイターは父エスポワールシチー、母ビアンコ(その父ウォーニング)の牡4歳鹿毛馬、兵庫・新子雅司厩舎の管理馬。通算成績14戦7勝、ここまで重賞は園田の楠賞、高知の黒潮スプリンターズカップを勝ち、黒船賞でダートグレード競走初制覇を飾った。また新子雅司厩舎は4年振り2度目の黒船賞制覇となった。

<レース後のコメント>

1着 イグナイター(田中学騎手)
「本当に嬉しいです。前回のレースで自信もついたので、今日は一つでも上ではなく、勝負に行った結果、勝利できた事が嬉しいです。手応えは抜群で、抜け出すのが速かった分、最後は脚が上がってしまいましたが、もう少し我慢していたらもっと楽に勝てたくらいの手応えでした。道中はリラックスして、力みもなく指示に従って、楽な競馬で直線を迎えられました。

 新子調教師は乗る前に何も言わずにいてくれて、それが一番ありがたいです。厩務員、調教師とは、レース後言葉ではなく握手を交わしました。それで十分です。今日はハンデ戦ではなく斤量も別定で、それで勝てた事はすごく自信になりましたし、これからも大きいレースに挑戦していきたいと思います」

2着 ヘリオス(武豊騎手)
「状態も良かったですし、初めての地方競馬で色々こなして、収穫あるレースでした。地方の競馬場でも活躍できそうですね」

4着 サクセスエナジー(吉原寛人騎手)
「揉まれると良くないので3番手の外を追走しましたが、今日の馬場は内が使えるので、厳しかったです。それでも最後まで、よく頑張って走ってくれました」

(取材:井上オークス)

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