本日3月23日(水)に船橋競馬場で行われる第67回ダイオライト記念(4歳上・JpnII・ダ2400m・1着賞金3200万円)。
前々走の名古屋グランプリで重賞初制覇、続く前走のJpnI川崎記念では3着と好走したヴェルテックス(牡5、栗東・吉岡辰弥厩舎)は8枠13番、昨年悲願の地方馬によるJBCクラシック初制覇を成し遂げ、NARグランプリ2021の年度代表馬に輝いたミューチャリー(牡6、船橋・矢野義幸厩舎)は4枠6番に入った。
ダイオライト記念注目の出走馬のプロフィールをピックアップして紹介する。
■JRA所属馬
ダノンファラオ(牡5)
昨年のダイオライト記念の覇者だが、以降は4戦して3走前の日本テレビ盃2着が最高着順。GI/JpnIでは帝王賞9着、JBCクラシック7着、チャンピオンズC16着で苦戦が続いている。今回は20年のジャパンダートダービーで勝利に導いた坂井瑠星騎手とのコンビ復活。船橋コースの適性は高く、気分良くスムーズに運べれば連覇も十分ある。
ヴェルテックス(牡5)
デビューから10戦未勝利だったが、園田での2連勝をきっかけにして、21年のJRA再移籍後は1、3、1、1着。オープンで4戦、浦和記念3着を経て、名古屋グランプリで重賞初制覇を飾り、JpnI初挑戦だった前走の川崎記念でも3着。充実ぶりが目立っており、距離延長、スパイラルカーブの船橋コースなら差し切りを狙える。
メイショウカズサ(牡5)
初勝利まで9戦を要したが、4連勝でオープン入りを果たし、21年のプロキオンSで重賞初制覇。交流重賞に照準を合わせてから白山大賞典、浦和記念で2連勝を飾るが、前走の佐賀記念は勝ち馬ケイアイパープルに早めにかわされる展開が厳しく3着に敗れた。気難しい面があり、最後まで集中して走り切れるか自分との戦いになる。
■南関東地区所属馬
ミューチャリー(牡6)
2歳からトップクラスで走り続けて重賞5勝をマークしている船橋の生え抜き。昨年のJBCクラシックでは地方所属馬として初制覇の偉業を達成し、NARグランプリ2021の年度代表馬・4歳以上最優秀牡馬に選出された。3年連続の出走となった前走のフェブラリーSは10着に敗れたが、初の2400メートルでも折り合いさえスムーズなら巻き返しがあっていい。
フレッチャビアンカ(牡5)
門別、船橋を経て岩手へ移籍し、20年のスプリングC、東北優駿、不来方賞、ダービーグランプリでタイトルを獲得。船橋再移籍5戦目の東京記念で南関東重賞初制覇を飾り、休養明けの報知オールスターCこそ7着に敗れたが、前走の金盃は直線で前が壁になる不利を克服する鮮やかな勝利。精神面の成長が大きく、今の勢いを生かしてJRA勢に立ち向かう。
発走は20時05分。
(出走馬情報提供:千葉県競馬組合)
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