2022年の競馬はいよいよ春の本格シーズン到来!
ソメイヨシノの開花とともに、GIシリーズが始まります。今週はその第一弾ともいえる春のスプリント頂上決戦・高松宮記念(GI・中京・芝1200m)が開催されます。
昨年のチャンピオン・ダノンスマッシュは既に引退。それに加えスプリンターズS勝者のピクシーナイトも不在で、今回の高松宮記念は短距離界の新王者を決める一戦となりそうです。
それでは、出走馬と人気上位候補を確認しておきましょう。
まず1番人気が予想されるのは、昨年の春秋スプリントでともに2着、さらに香港スプリントでも2着と、あと一歩のところでスプリント女王の称号を逃しているレシステンシア(牝5・栗東・松下厩舎)。短距離の能力はもはや疑うところのない1頭で、今回は横山武史騎手との新コンビでタイトルを狙います。
それに続くのが、明け4歳のグレナディアガーズ(牡4・栗東・中内田厩舎)。2歳時には、既に朝日杯FSで1着とGIタイトルを獲得しています。今回は初の芝1200m挑戦となりますが、阪神Cでの内容からもスピード負けはしないでしょう。
さらに4歳牝馬では、気性面で取り沙汰される事の多いメイケイエール(牝4・栗東・武英厩舎)も出走。昨年のスプリンターズSでは惜しくも4着と敗れましたが、まともならばこの馬もトップクラスでしょう。
他にも、阪急杯1着のダイアトニック(牡7・栗東・安田隆厩舎)や、前走香港マイル3着のサリオス(牡5・美浦・堀厩舎)。前走の京都牝馬Sで1着となったロータスランド(牝5・栗東・辻野厩舎)など、実力拮抗のメンバーによる一戦となりそうです。
こんな混戦でチェックしておきたいのが、netkeibaオリジナルツール『調子偏差値』。調子偏差値とは、出走馬の調子を偏差値化して、ランキング順でも表示できる競馬予想ツールです。
激走する可能性が高そうな人気薄や、危険な人気馬も数値でチェックが可能。調子が上がっている馬は「急上昇」としてピックアップします。
それでは、3月25日(金)に出た『高松宮記念』の調子偏差値速報をお届けしていきます。
今回の特徴としては、偏差値上位5頭がすべて75を出しているということ。小数点以下の差で順位は決まっていますが、調子に関しては拮抗しているといえるでしょう。
1番人気が予想されるレシステンシアは、トップタイの偏差値75で4位。これまでの好走時もすべて75だったので、状態に関しては問題なさそうです。
現在2番人気が予想されるグレナディアガーズも同じく偏差値75で5位。こちらは前走の数値から、さらに調子を上げているということになります。
続いてメイケイエールですが、こちらは偏差値74で7位。自己最高値となりましたが、トップには届きませんでした。
上位人気陣は、総じて悪くない偏差値。ただ、偏差値上位に人気薄馬たちが入っているのは、かなり気になるところ…。波乱を呼ぶのは、この上位人気薄勢かもしれません。
あなたの本命予定馬は、偏差値いくつなのか? 是非、高松宮記念の「調子偏差値」をチェックしてみてください。
なお日曜日阪神11R『六甲S』の調子偏差値は「無料」でご覧いただけます!
※レースによって、「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無は、ご購入前にご確認ください。