2021年仏ダービー出走時のセントマークスバシリカ(ユーザー提供:シルククマモンさん)
昨年の9月27日に引退、クールモアスタッドでの種牡馬入りが発表されていたセントマークスバシリカ(St Mark's Basilica、牡4)が、種付け初年度の今年から、シャトル種牡馬としてオーストラリアでも供用されることがわかった。種付け料は4万4000豪ドル(日本円で約412万円)を予定。英競馬メディア「Racing post」が報じている。
セントマークスバシリカは父Siyouni(その父Pivotal)、母Cabaret、母の父Galileoという血統。半兄に、2018年フューチュリティトロフィーS、2019年英2000ギニー(いずれも英G1)を制したMagna Greciaがいる血統。
2歳時にデューハーストSでG1を初制覇すると、明け3歳となった2021年に、フランス2冠を含むG1競走を破竹の4連勝。エクリプスSではアデイブ、ミシュリフらを、愛チャンピオンSではタルナワら強豪馬を薙ぎ払い、2021年のカルティエ賞欧州年度代表馬と最優秀3歳馬を受賞した。通算戦績は9戦6勝。