武豊騎手騎乗のジャングロがNZT制覇(撮影:下野雄規)
9日、中山競馬場で行われたニュージーランドT(3歳・牡牝・GII・芝1600m)は、先手を取った武豊騎手騎乗の3番人気ジャングロ(牡3、栗東・森秀行厩舎)が、直線で粘り腰を発揮し、追い込んできた1番人気マテンロウオリオン(牡3、栗東・昆貢厩舎)を振り切って、これにアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒5(良)。
さらに1.1/2馬身差の3着に6番人気リューベック(牡3、栗東・須貝尚介厩舎)が入った。なお、2番人気ティーガーデン(牡3、美浦・萩原清厩舎)は5着に終わった。
勝ったジャングロは、父More Than Ready、母Goodbye Stranger、その父Broad Brushという血統の米国産馬。中京2歳S、マーガレットSに続く3連勝で重賞制覇を果たした。オーナーの藤田晋氏にとってもこれが重賞初勝利。
3着以内に入ったジャングロ、マテンロウオリオン、リューベックはNHKマイルCの優先出走権を獲得した。
<NZTダイジェスト>
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