現地時間9日、オーストラリアのロイヤルランドウィック競馬場でG2・アローフィールド3歳スプリント(3歳・芝1200m)が行われた。本競走は当初11頭立てだったが、不良馬場で7頭がスクラッチ(出走取消)。4頭立てで行われた。
レースは、道中2番手を進んだ2番人気マズ(Mazu、セ3、S.クリッパートン騎手)が、逃げた1番人気インザコンゴ(牡3、T.ベリー騎手)との直線での追い比べを制し、1.35馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分14秒49(不良)。
マズは父モーリス、母Chatelaine、母の父Flying Spurという血統の豪州産馬。同国のP&P.スノーデン厩舎の管理馬。これでリステッド3勝を含む5連勝で、重賞は初制覇。通算成績は10戦6勝。
同国では現在、モーリス産駒のヒトツ(Hitotsu、牡3)が2500m・1600m・2400mのG1を3連勝という快進撃を見せているが、それに続きスプリント路線でも期待の星が名乗りを上げた。
※馬齢表記は現地基準に基づく。