3月21日に浦和競馬場で行われた桜花賞(南関東G1)に出走し、競走を中止した{horse=2004101277:ブラックムーン}(牝3、大井・寺田新太郎厩舎)が、28日に死亡したことがわかった。
ブラックムーンは父ブラックタキシード、母ヒガシサファイヤ(その父クリミナルタイプ)という血統。叔父に今年のフェブラリーS(GI)を勝ったサンライズバッカス(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)がいる。
昨年6月に金沢でデビュー。4戦目から連勝を続け、兼六園ジュニアC(金沢)、プリンセスC(金沢)などを勝利。その後現厩舎に移籍し、昨年12月の東京2歳優駿牝馬(南関東G1)まで8連勝を果たした。桜花賞は1番人気で出走したが、4角手前で右前脚に故障を発症し競走を中止。その後厩舎に戻り、治療が続けられていた。通算成績13戦8勝(重賞3勝)。