25日の浦和1Rで、南関東今年初の2歳戦・ドリームチャレンジ(ダ800m・5頭立て)が行われた。
レースはスタートから終始、単勝1.1倍の1番人気に推されたサムタイムアゴー(牡2、浦和・小久保智厩舎)と、2番人気シェナクラウン(牡2、浦和・冨田敏男厩舎)の追い比べが続く展開。ゴール前まで続いたこの争いを最後わずかに、サムタイムアゴーがアタマ差制した。勝ちタイムは48秒8(稍重)。
さらに8馬身差の3着には、3番人気のウオッカガール(牝2、浦和・箕輪武厩舎)が入った。
サムタイムアゴーは父マクマホン、母トーセンオーキッド、母の父ネオユニヴァース、母の母シングライクトークという血統。北海道日高町のエスティファームの生産馬で、馬主は島川隆哉氏。
トライマイベスト系の父マクマホンは、現2歳世代が初年度産駒。今年の新種牡馬では国内初の、産駒勝ち上がりとなった。同馬も島川隆哉氏の所有馬で、現役時代には2017年のカタールダービーやイタリアダービーを制している。