昨年の同セールにて、牡馬最高額で落札されたシゲルファンノユメ(撮影:下野雄規)
26日、中山競馬場でJRAブリーズアップセールが行われた。同セールは日本中央競馬会(JRA)の主催による2歳調教セール。売却対象は購買登録を済ませたJRA馬主で、昨年に引き続き、オンラインビッドシステムによる購買参加が可能となった。
前日の13時から騎乗供覧、当日の9時30分に実馬展示がおこなわれ、12時から競売開始となった。当初の上場候補馬83頭のうち、欠場は13頭。サトノダイヤモンド、ビーチパトロール、サトノクラウン、ファインニードル、リアルスティールなど新種牡馬の産駒も多数上場され、上場馬70頭が完売する結果となった。
最高売却価格(税込)を記録したのはラビアンローズの2020(父デクラレーションオブウォー)で、落札額は3,520万円となった。落札者は2012年ヴィクトリアM覇者ホエールキャプチャや2016年の皐月賞馬ディーマジェスティなどを所有していた嶋田賢オーナー。
その他、上場馬のうち唯一のエピファネイア産駒であるタカミツサクラの2020を前田幸治オーナーが3,410万円(税込)で落札。新種牡馬サトノダイヤモンド産駒は2頭が上場され、それぞれエリモフェザーの2020は2,860万円(税込)、ボウルズの2020は2,640万円(税込)で落札された。