【オークス】エリカヴィータ真価発揮へ “牝馬の国枝”が“オークス男”福永に託す

2022年05月17日 06:02

 トライアルVで勢いづくエリカヴィータ

 「オークス・G1」(22日、東京)

 10年アパパネ、18年アーモンドアイで2度制覇している国枝栄調教師(67)=美浦=が、自身3勝目を狙ってTR覇者エリカヴィータと2歳女王サークルオブライフの2頭を送り出す。桜花賞馬として受けて立つ立場だった先輩2騎とは違い、チャレンジャーとして臨む大一番。“牝馬の国枝”が本領発揮で頂点獲りを狙う。

 2歳女王だけではない。国枝師がオークスに送り込むもう一本の矢は、前哨戦のフローラSを制したエリカヴィータ。正攻法の競馬から重賞初Vを飾り、東京コースは2戦負けなしと、まだまだ未知なる魅力を秘める素質馬だ。今回は中3週での大一番となるが、国枝師は「前走の反動はない。むしろ上積みを見込めるよ」と、さらなる状態アップに自信をのぞかせる。東京2400メートルの舞台も「府中はしまいにいい脚を使ってくれるし、距離が延びるのもいいね」と歓迎ムードだ。

 勝負の一戦へ向けて、現役最多タイとなる樫3勝ジョッキー・福永を新鞍上に迎える。05年シーザリオこそ1番人気だったが、04年ダイワエルシエーロが6番人気、07年ローブデコルテも5番人気と伏兵を勝利に導いた頼もしいパートナー。“牝馬の国枝”と“オークス男”が、満を持してのJRA・G1初タッグ。大きな化学反応が起こっても不思議はない。

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