半兄にダノンザキッドを持つ高額馬・エピックラヴ20 安田隆師「じっくり夏過ぎから」

2022年05月18日 14:59

 東西の注目厩舎の素質馬を紹介する2歳馬情報『厩舎編』。今回は安田隆厩舎の精鋭を紹介する。

 ◇安田隆厩舎

 クラシック制覇こそないが、期間内の勝ち上がり率の高い安田隆厩舎。22年も要チェックだ。

 かつて手掛けたロードカナロア産駒に期待が膨らむ。半兄にホープフルS覇者ダノンザキッドを持つエピックラヴ20(牡)は、兄と同じで(株)ダノックス所有。21年1歳セレクトセールにおいて2億4000万円(税抜き)で落札された。「兄によく似て、いい馬です。夏過ぎからゆっくり行こうという話ですね」と安田隆師。じっくりと態勢を整えていく構えだ。ダノンプレジャー(牡、母スピニングワイルドキャット)は、全兄に短距離王ダノンスマッシュを持つ良血馬。既に栗東へ入厩済みで、「雰囲気は似ています。牡馬でしっかりしているし、馬っぷりはいいですよ」と走りそうな気配が漂っている。

 ハーツクライ産駒のガルムキャット(牡、母パスオブドリームズ)は、19年阪神JF3着など、早期から活躍したクラヴァシュドールの全弟。「馬っぷりがすごくいいです。1歳の秋から馬体の良さが抜けていました。距離のある条件でも」とクラシックを意識する。同じハーツ産駒のハイアーレルム(牝、母インナーレルム)の評価も高く、「うちにいた兄(ギルティブラック)は薄かったけど、牝馬でもガッチリしていて雰囲気がいい。いい馬だと思います」と、牝馬のエース格と言っても過言ではなさそうだ。

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