【ラジオNIKKEI賞予想】過信は禁物!? 素質十分も気になるのは激戦の疲れ

2022年07月02日 19:00

エリカ賞をレコードタイムで勝利したサトノヘリオス(撮影:高橋正和)

 今週の日曜日は、福島競馬場でラジオNIKKEI賞(GIII・芝1800m)が行われます。

 秋の飛躍を誓う3歳馬たちの一戦ですが、ハンデ戦という事もあり近3年は全て三連単「10万馬券」と波乱傾向。重賞で力が及ばなかった馬や前走で勝ち上がってきた馬など、メンバーの力関係が把握しづらく馬券的には難しいレースといえるでしょう。

 今年は13頭立てと出走頭数が少なくなりそうですが、一昨年は12頭立てでも大荒れ。皐月賞(GI・中山・芝2000m)出走組のサトノヘリオス、ボーンディスウェイなどが人気となりそうですが、前走は大敗を喫しており4年連続の大波乱も十分に考えられそうです。

「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。

 先月の函館スプリントSでは、【残った馬】のナムラクレアとジュビリーヘッドがワンツーフィニッシュ。ナムラクレアは1番人気でしたが、ジュビリーヘッドが7番人気で馬単3850円と好配当となりました。

 今週もケシウマの【残った馬】にご期待ください!

 ここでは、ラジオNIKKEI賞「消去条件」のうち1つを無料公開します。

【条件】
前走0.7秒以上敗退かつ、当日斤量55キロ以上(ただし、前走4角3番手以内や上がり1〜2位馬は除く)
[0-0-0-7]複勝率0%
該当馬:サトノヘリオス
(過去の主な該当馬:21年シュヴァリエローズ3人気5着、アサマノイタズラ5人気12着、17年ライジングリーズン5人気11着)

 当日の斤量が55キロ以上の実績馬は、過去10年で3勝2着4回を記録しています。

 ただし、実はその殆どが前走好走馬。反対に0.7秒以上敗退だった馬は前走で4角3番手以内や上がり1〜2位と先行力や決め手をみせていた馬を除くと、巻き返しの期待はかけにくい状況です。

 上位人気が予想される、サトノヘリオスが消去データに該当しました。

 本馬は新馬戦で4着と敗れたものの、その後は未勝利戦(中京・芝2000m)、エリカ賞(1勝クラス・阪神・芝2000m)とレコードタイムで連勝。GIではホープフルS(中山・芝2000m)13着、皐月賞(中山・芝2000m)17着と大敗を喫しましたが、スプリングS(GII・中山・芝1800m)ではビーアストニッシドから0.2秒差の3着と好走を見せています。

 しかも、4着に敗れた新馬戦は1着イクイノックス、3着サークルオブライフとその後のクラシックで上位争いを演じた馬たち。ここで人気するのも当然といえそうです。

 しかし、前走の皐月賞では勝ち馬ジオグリフから2秒差の17着と惨敗。スプリングSで0.2秒差まで迫ったビーアストニッシドにも皐月賞では1.2秒の差をつけられており、激戦の疲れが出ていたのかもしれません。

 今回は休養明けとなりますが、どこまで状態を戻せているのかがポイントとなりそう。初戦から万全というわけにはいかないでしょうから、過信は禁物といえそうです。

 さらに、残りの消去条件は『パーフェクト消去法』にて公開中。重賞レースの参考に、ケシウマの予想バイブルを是非お役立てください。

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