藤田晋氏がアルビアーノの2021を1億2500万円で落札(写真提供:日本競走馬協会)
11日、苫小牧・ノーザンホースパークで行われている日本最大のサラブレッド市場「セレクトセール2022」1歳馬セールにて、上場番号87番・アルビアーノの2021(牡)が1億2500万円で落札された。
同馬は父キズナ、母の父Harlan's Holidayという血統。購買者は株式会社サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏。
母アルビアーノは2015年から2017年にかけて日本で現役生活を送った米国産馬で、2015年のフラワーC(GIII)で重賞初制覇を挙げると、GI初挑戦となった2015年のNHKマイルカップ(GI)で2着に好走。同年のスワンS(GII)で重賞2勝目を挙げるなど、スプリントとマイル路線で存在感を示した。
母の半妹には2019年の米3歳牝馬チャンピオンならびに同年の米チャンピオンスプリンター牝馬に輝いたCovfefe。同じ一族には名種牡馬Arch、1994年の阪神3歳牝馬S(GI)覇者ヤマニンパラダイスなどがいる。