武豊騎手とのコンビで昨年の関東オークスを制したウェルドーン(撮影:高橋正和)
9日に函館競馬場で開催されたマリーンS(OP)で2着だったウェルドーン(牝4、栗東・角田晃一厩舎)は、8月11日に門別競馬場で行われるブリーダーズゴールドC(3歳上牝・JpnIII・ダ2000m)へ向かう。
ウェルドーンは父ヘニーヒューズ、母ツルマルオジョウ、母の父ダンスインザダーク。二代母は1994年の朝日チャレンジC(GIII)覇者ツルマルガール、母の全兄に2004年の安田記念(GI)覇者ツルマルボーイがいる血統。
2020年8月に小倉競馬場で行われた2歳新馬戦(芝1800m)でデビュー。2走目にダート1400mの未勝利戦へ出走し3着に好走し、以降はダート戦を主戦場としている。同年12月に阪神ダート1800mで行われた未勝利戦を勝ち上がり、昨年3月に同条件の1勝クラスを勝利。続く鳳雛S (L)を勝利すると、勢いのままに関東オークス(JpnII)を制した。昨年7月に行われた3歳ダートJpnI・ジャパンダートダービーでも3着に好走している。通算成績は16戦4勝。