新種牡馬ネロの産駒が初勝利 19日門別3Rで後続に2秒差をつける圧勝

2022年07月20日 15:52

2017年の京阪杯を勝利し連覇を達成したネロ(C)netkeiba.com

 7月19日に門別競馬場で行われた2歳未勝利戦(3R、ダ1000m)で、石堂響騎手が手綱を執ったパクスロマーナ(牝2、北海道・米川昇厩舎)が、2着リョウタスペシャルに2秒差をつける大差をつけて初勝利を飾った。

 パクスロマーナは父ネロ、母アンティクイーン、母の父アンライバルドという血統。今年から初年度産駒がデビューした新種牡馬ネロにとっては、これが産駒の初勝利。ネロの産駒はJRAで2頭、地方競馬では5頭がデビューしており、中央・地方を通じてこれが18回目の出走機会だった。

 ネロは父ヨハネスブルグ、母ニシノタカラヅカ、母の父サンデーサイレンス。伯母にGIを3勝した名牝ニシノフラワーがいる血統で、ヨハネスブルグにとっては日本国内初の後継種牡馬である。

 2013年8月に新潟競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューし、類稀なる快速を武器に勝利を重ね、2015年5月の駿風S (1600万下)を勝利し古馬オープン入りを果たした。以降、2016年・2017年の京阪杯(GIII)を連覇するなどスプリント路線で活躍。2017年のJBCスプリント(JpnI)でも4着に好走するなど、芝に限らずダートの短距離重賞でも存在感を示していた。

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