嶋田賢氏がエテルナミノルの2021を5400万円で落札(撮影:田中哲実)
26日、新ひだか町の北海道市場で、10時00分より開催されているサラブレッド1歳市場の「セレクションセール2022(1日目)」にて、上場番号39番・エテルナミノルの2021(牡)が5400万円で落札された。
同馬は父カリフォルニアクローム、母の父エンパイアメーカーという血統。落札者は2012年ヴィクトリアマイル覇者ホエールキャプチャや2016年の皐月賞馬ディーマジェスティなどを所有した嶋田賢オーナー。
母エテルナミノルは2016年に栗東・本田優厩舎からデビュー。コンスタントに勝ち星を重ね、同年11月のユートピアS(1600万下)を勝利で飾りオープン入りを果たし、重賞戦線に顔を出した。
当時存在した降級制度により、翌2017年10月の八坂S(1600万下)を勝利し再オープン入りを果たすと、GI・エリザベス女王杯にも挑戦。2018年の愛知杯(GIII)では、混戦模様の中、道中5番手追走から直線で勢いよく抜け出し、重賞初制覇を果たした。
父カリフォルニアクロームはアメリカクラシック二冠達成、ドバイワールドカップレコード勝ちなどを含むG1・7勝を挙げ、アメリカ年度代表馬に二度輝いた名馬。2019年に日本への導入が発表され、2020年シーズンより国内で供用されている。