昨年のセントライト記念(GII)優勝時のアサマノイタズラ(撮影:橋本健)
前走の目黒記念(GII)で11着だったアサマノイタズラ(牡4、美浦・手塚貴久厩舎)は、9月4日に新潟競馬場で行われる新潟記念(3歳上・GIII・芝2000m)へ向かう。
アサマノイタズラは父ヴィクトワールピサ、母ハイタッチクイーン、母の父キングヘイローという血統。三代母レディステラは1997年のフェアリーS(GIII)を勝利している。
2020年12月に中山競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューし3着。2戦目となった昨年1月の未勝利戦を勝ち上がり、3月のスプリングS(GII)では2着に好走、牡馬クラシック第一冠・皐月賞(GI)に出走した。9月のセントライト記念(GII)では、後にGIを3勝するタイトルホルダーをはじめ、ソーヴァリアント、オーソクレースなどの強豪馬が揃う中、道中11番手の位置から上がり最速の末脚を繰り出し、単勝9番人気の伏兵評価を覆して重賞初制覇を飾った。通算成績は12戦2勝。