2016年のフェアリーSを逃げ切り重賞制覇を果たしたビービーバーレル(撮影:下野雄規)
2016年のフェアリーS(GIII)覇者ビービーバーレルの2番仔イージーオンミー(牝2、美浦・中館英二厩舎)は、8月の新潟開催でのデビューを目指す。管理する中館調教師は「いい雰囲気。芝1800m戦から使いたい」とコメントした。
イージーオンミーは父ダイワメジャー、母ビービーバーレル、母の父パイロという血統。母の半兄に2009年のアーリントンC(GIII)覇者ダブルウェッジがいる。
母ビービーバーレルは2015年6月に東京競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。3戦目の未勝利戦を勝ち上がり、翌2016年1月のフェアリーS(GIII)では、単勝1番人気のオッズが5.7倍という混戦ムードの中、序盤から好発を決め、先頭をキープしたまま他馬の追撃を振り切り重賞初制覇を飾った。その後、同年のブリーダーズGC(JpnIII)で3着となるなど、ダートでも好走した。
ビービーバーレルの初仔で、イージーオンミーの半兄にあたるサクセスドレークは今年1月に未勝利戦を勝ち上がっている。