ウチュウセンカン(左、ユーザー提供:にっしゃんさん)、チキウボウエイグン(右、ユーザー提供:モエロウエクラさん)※ともにJRA所属時
8月3日の園田4R(C3二、ダ1400m)に、三宅勝俊オーナーの所有馬ウチュウセンカン(セ6、兵庫・諏訪貴正厩舎)とチキウボウエイグン(牡4、兵庫・柏原誠路厩舎)が出走。両馬の直接対決は初となった。
レースは1枠1番オウケンラブキセキがハナを切り4コーナーへ。馬群外目から抜け出しを図る5枠5番チキウボウエイグンのさらに外から7枠7番ウチュウセンカンが力強く差し脚を伸ばし、先頭でゴール板を通過し1着となった。チキウボウエイグンは5着で入線。
ウチュウセンカンは父タニノギムレット、母クロネコ、母の父ダンスインザダーク。全兄はJRAで現役(2022年8月時点)の11歳馬シベリアンタイガー。馬名の由来は「宇宙の戦艦」。
チキウボウエイグンは父ヴィクトワールピサ、母チキウミサキ、母の父メイショウボーラーという血統。同牝系にゴールドヘイローやロードプラチナムなどがいる。馬名の由来は「地球防衛軍(母名より連想)」。
両馬を所有する三宅勝俊オーナーはJRA馬主でもあり、2016年のCBC賞(GIII)2着馬ラヴァーズポイントや、2020年のラピスラズリS(L)2着のニシオボヌール、2018年のラジオNIKKEI賞(GIII)3着馬キボウノダイチや、その母ラクスクラインなどを所有している。