2018年の東京大賞典(GI)出走時のスーパーステション(撮影:高橋正和)
これまで重賞13勝を挙げ、2018年にはホッカイドウ競馬の年度代表馬にも輝いたスーパーステション(牡8、北海道・角川秀樹厩舎)が、8月3日の門別12Rで1年10ヶ月ぶりとなる復帰戦を迎えた。
レースでは序盤から果敢に先手を取り、4コーナーでは2着馬ドテライヤツ、3着馬バンカブルスターの仕掛けを寄せ付けず、最終直線ではさらにリードを広げ、3馬身差をつける圧勝劇を見せた。勝ち時計は1分52秒6(重)。
スーパーステションは父カネヒキリ、母ワイルドイマージュ、母の父ワイルドラッシュという血統。四代母ウイニングカラーズ(Winning Colors)は牝馬によるケンタッキーダービー制覇という歴史的快挙を成し遂げた名牝。
2016年5月にデビュー。2017年7月の王冠賞ではホッカイドウ三冠のかかるベンテンコゾウなどが出走する中、7馬身差の圧勝で後続を完封し重賞初制覇を飾った。以後、ダービーグランプリ(2017年)、旭岳賞(2018年・2019年)、コスモバルク記念(2018年・2019年)、赤レンガ記念(2018年・2019年)、星雲賞(2018年・2019年)、瑞穂賞(2018年・2020年)と、重賞勝ち鞍は「13」にのぼる。通算成績は32戦20勝。