20日に小倉ダートでデビューするイストロス(写真提供:サンデーサラブレッドクラブ)
2012年・2014年のJRA年度代表馬ジェンティルドンナを半姉に持つイストロス(牡2、栗東・音無秀孝厩舎)が、20日の小倉競馬場(6R、ダ1700m)で初陣を迎える。鞍上には香港から短期免許で来日中のC.ホー騎手を迎える予定。
イストロスは父ロードカナロア、母ドナブリーニ、母の父Bertoliniという血統。母ドナブリーニは2005年のチェヴァリーパークS(英G1)とチェリーヒントンS(英G2)を制している。
半姉ジェンティルドンナは2012年に牝馬三冠を達成し、その後も史上初のジャパンカップ(GI)連覇を果たすなどGI・7勝の大活躍を見せた。同じく半姉のドナウブルーは2012年の京都牝馬S(GIII)と関屋記念(GIII)を制するなどマイル重賞戦線で活躍。半兄のスレイマンは今年1月から5月にかけて3連勝でオープン入りを果たしている。また、近親には2019年の日本ダービー馬ロジャーバローズがいる。
ドナブリーニの仔は9頭がJRAでデビューを果たしているが、初陣をダートで迎えるのはイストロスが初めてとなる。