C.ルメール騎手と好相性なスカイグルーヴ(撮影:小金井邦祥)
白熱するサマーシリーズも、いよいよ後半戦へと突入。新潟競馬場では、マイル戦の関屋記念(GIII)が行われます。
フルゲート18頭となることも多い関屋記念ですが、今年は出走馬14頭。頭数自体は少なめとなりましたが、秋のGIにも繋がりそうな骨のあるメンバーが揃いました。
人気となりそうなのは、安田記念(GI)にも出走した2頭。イルーシヴパンサー、ダノンザキッドともに勝ち馬ソングラインから0.2秒差と善戦した実力馬で、当然ながら能力は上位だと思われます。
ただ、競馬で勝つという意味では、能力が評価を上回る馬を見つけることが重要。今回もAIによって導き出された、妙味重視の注目馬をご紹介します。
◆C.ルメールで鬼に金棒
今週の関屋記念でAIが本命に抜擢したのは、人気上位が予想されるスカイグルーヴでした。
本馬は昨年の10月に白秋S(3勝クラス)を勝利すると、京都牝馬S(GIII)、京王杯スプリングC(GII)で2着と健闘。重賞の強力なメンバー相手に、安定感抜群の走りで好走を続けています。
京都牝馬Sでは、昨年の関屋記念勝ち馬ロータスランドと半馬身差の2着。前走の京王杯スプリングCにしても重賞5勝のメイケイエールに対して接戦を演じているのですから、能力的な担保はあるといえるでしょう。
今回は前走に引き続きC.ルメール騎手が騎乗しますが、このコンビでは7戦して6連対と好相性。母国フランスにて充電を完了したルメール騎手ですが、復帰初週の重賞勝ちも大いに期待できそうです。
(netkeiba編集部)