8月16日(火)に盛岡競馬場で行われるクラスターカップ(JpnIII、3歳上、ダ1200m)。東京盃やJBCスプリントへの前哨戦となるレースで、過去の勝ち馬にはサウスヴィグラス、
ダノンレジェンド、
マテラスカイといった名だたる快速馬が並ぶ。
今年はJBCスプリントが同条件で行われるということもあり、例年よりも注目度は俄然高まること間違いなしだろう。
発走は16日(火)16時40分。主な出走馬は以下の通り。
■
ダンシングプリンス(牡6、美浦・宮田敬介厩舎)
ダートでは【10-0-1-1】と圧倒的な成績を誇る。昨年12月のカペラSで重賞初制覇を飾ると、今年2月にはサウジアラビアへの遠征を敢行。リヤドダートス
プリントに出走し、後にドバイゴールデンシャヒーンを制す
Switzerland(
スイッツァランド)らを相手に5.3/4馬身差で圧勝している。前走は北海道スプリントCに出走し、帰国初戦のハンデを物ともせず完勝。重賞4連勝へ勢い十分だ。
■
リュウノユキナ(牡7、美浦・小野次郎厩舎)
2017年6月にホッカイドウ競馬でデビュー。秋から3歳夏にかけて地方所属のままJRAの芝レースに出走を続け、すずらん賞を制したほか、福島2歳Sで2着の実績を残す。
2018年の秋にJRAに転入。2020年1月の初春Sを勝ってOP入りすると、同年秋に本格化。翌年の東京スプリント、クラスターCを制すなど、ダート
グレード競走で6度の連対を果たしている。今回は主戦の柴田善臣騎手が負傷のため、岩手の村上忍騎手が騎乗。地元の名手の手綱で、史上2頭目の連覇を目指す。
他にも、今年2月大和Sで久々の勝利を飾った
ジャスティン(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)、OP特別を2勝している
オーロラテソーロ(牡5、美浦・畠山吉宏厩舎)、前哨戦の岩鷲賞で2着に好走した古豪
スティンライクビー(セ10、岩手・村上昌幸厩舎)などが出走する。
なお、出走予定だった
リメイク(牡3、栗東・新谷功一厩舎)は馬体故障のため競走除外となっている。