「札幌記念・G2」(21日、札幌)
21年オークス馬
ユーバーレーベンは17日、札幌芝で3頭併せを敢行。前に
エコロジェネラス(3歳未勝利)、後ろに
キングズレイン(2歳未勝利)の並びで発進すると、直線は2頭の間に入れて闘争心をかき立てる内容。5F66秒4-37秒3-11秒9で最後はグイッと最先着を果たした。
手塚師は「先週もう少しやりたかったので、きょうは3頭の真ん中で負荷をかけた。しっかりやれたし、これで上がってくると思います」と万全ではないものの、追うごとに状態が上向いてきていることを強調した。
札幌コースでは札幌2歳Sで
ソダシと首差の接戦を演じた実績があり、指揮官も「水が合うのでしょう」と、ここまでの調整過程踏まえ、札幌との相性の良さを感じ取る。そして、「2000メートルでも展開が速ければハマる可能性はありますから」と、自慢の末脚を武器に一発を狙っている。