【地方競馬】エコロクラージュが園田オータムトロフィー制覇 無傷の6連勝で重賞初V

2022年09月08日 18:36

 デビューから無傷で重賞初制覇したエコロクラージュ(左)=撮影・中山伸治

 「園田オータムトロフィー」(8日、園田)

 開催2日目の11Rで行われ、2番人気のエコロクラージュが3番手から直線で抜け出し、デビューから無傷の6連勝で重賞初制覇を成し遂げた。2着は8番人気のウインドケーヴが逃げ粘り、3着には中団から伸びた5番人気のアンサンが入った。1番人気で兵庫ダービー馬のバウチェイサーは、2番手ながら直線失速で6着に終わった。

 底知れない強さをエコロクラージュが見せつけた。トライアル戦を制した自信の走りで、地元の世代ナンバーワンを撃破。「ダービーに出走できなかったので、秋に大きいのを獲ろうとオーナーと話していた」と保利平師。無敗の連勝更新はまだまだ続きそうだ。

 重賞初挑戦ながら、レースでは王道の走り。ハナを争ったウインドケーヴバウチェイサーを見据えて、エコロクラージュは3番手で脚をためた。「理想の展開。前の2頭を見ながら、しめしめと思った。直線半ばで余裕だったし、センスの固まり」と吉村智。内ラチ沿いをロスなく走り、死角は見当たらなかった。

 初出走は今年2月と遅れたが、これで出世争いの先頭に抜け出した。「4連勝してもダービーが無理で、休養させてから良くなった。次は秋の鞍(27日・名古屋)か、ダービーグランプリ(10月2日・盛岡)へ」と指揮官。今度は他地区の猛者を相手に、さらなる成長を促す。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。