ホッカイドウ競馬で活躍した名牝クラキンコ(撮影:田中哲実)
14日、門別競馬場で行われた2歳未勝利戦(2R、ダ1000m)を、服部茂史騎手が手綱を執るクラキンカ(牡2、北海道・堂山芳則厩舎)が3番手追走から抜け出し、後続に2馬身差をつけて初勝利を飾った。
クラキンカは父ジャングルポケット、母クラキンコ、母の父クラキングオーという血統。
母クラキンコは2010年の北斗盃(ダ1200m)、北海優駿(ダ2000m)、王冠賞(ダ2600m)を連勝し、史上4頭目のホッカイドウ競馬三冠を達成。牝馬による三冠達成は史上初の快挙だった。その後も2011年と2012年の星雲賞(ダ2000m)を連覇するなど、ホッカイドウ競馬の最前線で活躍を続けた(※各レースの距離は当時のもの)。
クラキンコの仔はこれまで5頭が競走馬としてデビューしており、クラキンカは5番仔にあたる。