現地時間8月19日、イギリスのヨーク競馬場で行われたロンズデールカップ(英G2)を勝利したクイックソーン(セ5、Quickthorn)が、現地時間10月1日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われる伝統の長距離G1・カドラン賞(仏G1、芝4000m)に参戦予定。仏競馬メディア『Paris Turf』が報じている。
クイックソーンは父Nathaniel、母Daffydowndilly、母の父Oasis Dreamという血統の英国産馬。
2019年10月にデビュー戦を迎え、3走目に初勝利。その後は2400m以上の距離に出走を続け、今年5月に行われたヘンリー2世S(英G3、芝3200m)で重賞初制覇。続く7月のモーリスドニュイユ賞(仏G2、芝2800m)で重賞連勝を果たすと、6頭立ての前走では序盤から後続を大きく突き放し大逃げのかたちに持ち込むと、最終直線でも2着以下との差は詰まらず、14馬身差の圧勝劇で重賞3連勝を飾った。