中山9Rをシーウィザードとのコンビで制した浜中俊騎手(撮影:下野雄規)
10月1日の中山開催で、芙蓉S(9R)をシーウィザード(牡2、美浦・鹿戸雄一厩舎)、勝浦特別(10R)をサトノレーヴ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)、秋風S(11R)をフィアスプライド(牝4、美浦・国枝栄厩舎)が勝利。いずれも鞍上を務めたのは浜中俊騎手で、1日で特別戦3連勝を飾ったのは自身初のことだった。
シーウィザードは父ビーチパトロール、母メリーウェザー、母の父メジロベイリーという血統。デビューから浜中騎手とタッグを組んでおり、今年初年度産駒のデビューを迎えた父に産駒初の特別戦制覇をプレゼントした。
サトノレーヴは父ロードカナロア、母チリエージェ、母の父サクラバクシンオーという血統。半兄にスプリント路線で活躍し重賞3勝を挙げたハクサンムーンがいる血統。浜中騎手とコンビを組むのは今回が3度目で、通算成績を4戦3勝とした。
フィアスプライドは父ディープインパクト、母ストロベリーフェア、母の父Kingmamboという血統。半姉に2012年フローラS(GII)覇者ミッドサマーフェアや2020年秋華賞(GI)3着馬ソフトフルートがいる血統。単勝7番人気を覆し、通算3つ目の勝ち星を挙げた。
浜中俊騎手の10月2日における乗鞍は、中山7Rのルーパステソーロ(牡4、美浦・加藤士津八厩舎)と、スプリンターズS(GI)のナムラクレア(牝3、栗東・長谷川浩大厩舎)の合計2レースを予定している。