94年ジャパンC(GI)を勝った{horse=1990103365:マーベラスクラウン}(セン17)が、2日に北海道新ひだか町の中橋清牧場で死亡していたことがわかった。
マーベラスクラウンは父Miswaki、母が新オークス(新G1)を勝ったモリタ(その父Harbor Prince)、半兄がハリウッドターフH(米G1)を勝ったグランドフロティラ(父Caro)という血統。
92年9月に栗東・大沢真厩舎からデビュー。2歳時は4戦1勝だったが、去勢手術明けを3連勝で飾り、94年金鯱賞(GIII)で重賞初制覇。京都大賞典(GII)を制して臨んだジャパンCではパラダイスクリークとの叩き合いをハナ差制して優勝し、前年のレガシーワールドに続くセン馬としては2頭目のJRA・GI制覇を果たした。しかしその後は大敗が続き、96年12月に船橋に移籍。南関東で2戦したものの勝ち星を挙げることはできず、98年10月に通算22戦7勝(うち地方2戦0勝、重賞3勝)の成績を残して引退した。