6日、旭川競馬場で行われた6R・アタックチャレンジ(ダート1000m)で、小国博行騎手騎乗の1番人気インカローズ(牝2、北海道・國信滿厩舎)が優勝。この勝利が新種牡馬スリリングサンデーの地方、中央通じての産駒初勝利となった。
勝ったインカローズは父スリリングサンデー、母ロメイ(その父グリーンマウント)という血統。5月10日のデビュー戦は3着、2戦目の前走は2着に敗れていた。通算成績3戦1勝。
同馬の父スリリングサンデーは父サンデーサイレンス、母スカーレットブーケ(その父ノーザンテースト)という血統。全弟に安田記念などGI・4勝のダイワメジャー、半妹に桜花賞馬ダイワスカーレット(父アグネスタキオン)がいる。現役時代は重賞未勝利ながら、99年福寿草特別(500万下)でトゥザヴィクトリー、ナリタトップロードを抑えて優勝したほか、01年兵庫特別(1000万下)など通算18戦5勝の成績を残している。
引退後、日高町・ブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬入り。初年度産駒の現2歳は36頭が血統登録されている。