6日、大井競馬場で行われたダービーWeek第3戦・東京ダービー(3歳、南関東G1・ダート2000m、1着賞金4500万円)は、戸崎圭太騎手騎乗の3番人気{horse=2004105545:アンパサンド}(牡3、川崎・池田孝厩舎)が中団追走から直線に向くと、1番人気フリオーソとの叩き合いをクビ差制して優勝した。勝ちタイムは2分05秒0(良)のレースレコード。さらに3/4馬身差の3着には4番人気ロイヤルボスが入り、2番人気トップサバトンはスタートで大きく出遅れて8着に敗れた。
勝ったアンパサンドは、父フィガロ、母アビエント(その父ウォーニング)という血統。06年6月に北海道・米川昇厩舎からデビューし、イノセントC(旭川)で重賞初制覇。北海道2歳優駿(交流GIII)2着後に川崎へ移籍した。移籍初戦の全日本2歳優駿(交流GI)は9番人気で3着に健闘したが、ニューイヤーC(南関東G3)は1番人気で3着。京浜盃(南関東G2)と羽田盃(南関東G1)はともにトップサバトンの2着に惜敗するなど、勝ち切れないレースが続いており、今回が移籍後初勝利となった。通算成績13戦4勝(うちJRA1戦0勝、重賞2勝)。
鞍上の戸崎圭太騎手、管理する池田孝調教師は、ともに東京ダービー初制覇。道営出身馬は昨年のビービートルネードに続く2年連続の勝利。今年の南関東牡馬クラシックは羽田盃のトップサバトンに続き、道営出身馬による連勝となった。