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グリューネグリーン(10月9日、東京5R、2歳新馬、芝2000メートル=3着)
互角のスタートを決めると先団を追走。序盤はやや行きたがる場面も見られたものの、向こう正面ではしっかり折り合いがついた。迎えた最後の直線で前を行く2頭を目標に追い出されると、一気に
ギアアップ。そのまま先頭に立つ勢いだったものの、序盤にインの前、前でゆったり運べた2頭に軍配。結局、首、1馬身半差屈したものの、見どころ十分の内容だった。
ミルコ・デムーロ騎手は「頑張ったけど流れが遅かったね。口が硬いけどそこまでじゃないし、真面目だね」と合格点を与えた。本馬の祖母は
ウメノファイバーで、厩舎に重賞&G1初制覇をもたらした。さらに、母レディーダービーも相沢調教師が管理した厩舎ゆかりの血統馬だ。4着以下には5馬身もの差をつけただけに、すぐに順番が回ってくるだろう。