10日、東京競馬場で行われた1R・3歳未勝利(ダート1400m)で、藤田伸二騎手騎乗の5番人気ヤマニンノベリスト(牝3、美浦・田村康仁厩舎)が優勝。この勝利がヤマニンリスペクト産駒のJRA初勝利となった。
勝ったヤマニンノベリストは父ヤマニンリスペクト、母ヤマニンクラシック(その父カツラギエース)という血統。昨年10月にデビューし、7戦目での初勝利となった。通算成績7戦1勝。
同馬の父ヤマニンリスペクトは、父サンデーサイレンス、母ヤマニンシャレード(その父ヤマニンスキー)という血統。半兄にヤマニンミラクル(京成杯3歳S-GII、父アレミロード)、ヤマニンアビリティ(京成杯3歳S-GII、父アレミロード)がいる。現役時代は03年函館記念(GIII)、99年京都3歳S(OP)などを制しており、00年皐月賞(GI)ではエアシャカールの5着に入った。通算成績21戦5勝(重賞1勝)。
引退後は北海道新ひだか町のレックススタッドで供用されており、地方ではワタリサイレンス(牡3、川崎・佐々木仁厩舎)、ユウミョウシャイン(牡3、兵庫・保利幸作厩舎)の2頭が勝ち上がっている。